TOEICを受験するきっかけとなったのは、会社でTOEIC受験が必須となり、スコアの最低ボーダーラインが定められたことがきっかけでした。
もともと外国人が多い職場ではありましたが、年々海外との取引が増加するに従い、外国人社員が増え、書類やメールなどのやりとりもほとんどが英語の比重が高いものとなっていきました。
そのため、英語を共通言語として日常的に職場で使用する必要が生じ、それに対応する形で英語レベルと実践的スキルを身につけることを社員全員に求められるようになりました。
海外営業は最低でも750点、その他の英語を使う必要のない事務業務に携わる人でさえも650点がボーダーラインとなり、スコアに達するまでTOEICを受験しつづける必要があり、スコアを取るまでは仕事とTOEICの勉強に追われる毎日で大変でした。
スコアのボーダーラインを超えるまでに3か月おきに会社の費用負担でTOEICを受験させてもらえるため、第1回目の受験は何も対策を行わずに受験をしました。
要は自分の実力を知りたかったのです。
普段からメールや書類を英語で対応していたため、ある程度の点数をとれるだろうと高をくくっていました。
そして受験当日、Listeningは正確に聞き取ることができずにあてずっぽう、Readingはすべて読み終わることができずに未回答のマークシートを適当に塗りつぶして提出するという有様でした。
案の定、スコアは550点(Listening 250点, Reading 300点)という散々な結果で、ボーダーラインを上回ることができませんでした。
何もかもがどう手をつけていいのか途方に暮れました。
ただ、TOEICで会社人生を振り回されるのはまっぴらだったので、半年で800点取得を目標として掲げました。
そして書店に走り、片っ端から関連の専門書と問題集を買い漁りました。
まずは英語に慣れるために電車での通勤時間にListening問題集をやり、ランチ時間には「TOEIC出る単」で頻度の高い英単語を暗記し、週末に問題集をひたすら解いて答え合わせをし、自分の弱点を洗い出して、そこを重点的に対策するという日々を半年続けました。
対策が功を奏し、3か月目で750点(Listening400点、Reading350点)、そして半年で830点までスコアを伸ばすことに成功しました。
受験するまではTOEICは実践に役立たないと思っていましたが、TOEICの勉強を通して明らかに英語の書類を読むスピードが上がり、業務の効率化につながっています。
初めは強制的に受験したTOEICでしたが、今では受けて良かったと感謝しています。
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