大学が国際系の学科だったこともあり、TOEICは学生時代に授業の一環として複数回受験をしていましたが、やらされている感が拭えずに学生時代は熱心にTOEICの学習はしていませんでした。
しかし社会人になり、海外のクライアントとのやり取りの中で、自分のビジネス英語のスキルの低さに大変ショックを受けました。そのような中でさらに英語使用頻度が上がるチームへの異動が決定したこともあり、本格的に英語の勉強を改めてスタートしようと決意しました。
学生時代に英語学習をしていたとは言え、ビジネス英語についてはほとんど素人も同然だったため、どのように学習を進めればよいかがわかりませんでしたが、ただ勉強をするだけではなく、何か目標があった方が勉強のしがいもあるだろうと思い、学生時代になじみのあったTOEIC受験を目標とすることにしました。
学生時代からリスニングパートは割と点が取れましたが、とにかく文法が苦手でリーディングのスコアが伸びませんでした。
しかし海外クライアントとのやりとりはメールがほとんど。TOEICのスコアを上げるためにも、自分のスキルを上げるためにも文法学習が必須と判断し、ほとんどの学習を文法に費やしました。
今まで「日本人がカタコトの日本語を理解できるのだから、英語もカタコトで通じる」と思っていたため、基本的な文法さえ理解していなかった私は、中学時代の基本的な文法から学び直すところからスタートしました。
「中学英語を復習する」などと書かれている参考書を書店で探し、1ページも飛ばすことなく問題に取り組みました。
すると、「わかっているつもり」だった文法が思っていた以上に多く、いかに自分が適当に英語を使用していたかを思い知りました。そこに気付いただけでも、TOEICの勉強を改めて始めたかいがあったと思っています。
今回のTOEICの勉強で、大学時代よりも飛躍的にリーディングのスコアを伸ばすことができました。文法に対する理解が深まったおかげで、以前よりも英文メールにかける時間が短くなり、効率的に仕事ができています。
学生時代にTOEICを受けた時は、自分が仕事で英語を使う姿が想像できず、なぜこんな勉強をしなければならないのだろうかと投げやりになっていましたが、社会人となった今改めてTOEICを受けて、問題のひとつひとつが様々なビジネスと関連しており、問題を読むだけで英語以外のビジネススキルも学べると感じました。
英語のスキルを伸ばし、海外を相手にしたビジネスマナーも学べる。学生時代には気が付くことのできなかったTOEICの魅力を改めて感じた今、今後も学習を継続し、社会人としてのスキルをどんどんと向上させていきたいと思っています。
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