TOEICテストは英語での実用的なコミュニケーション能力を総合的に評価するテストで、テストは大きく分けてリスニングセクションとリーディングセクションとに分類されています。リスニングが苦手な日本人にとっては、リスニングで点数が取れない分、何としてもリーディングセクションでカバーしたいものです。このセクションは、日本人にもおなじみの受験スタイルとなっているので、比較的解答しやすい分野となります。
Part5(リーディング)は、短文の穴埋め問題が合計40問出題されます。
解答はすべて4択になっているので、万が一分からない問題でもブランクのまま提出せずに必ず何かを選んで答えるようにしましょう。Part5では一つ一つの文章があまり長くありません。
具体的にどのような問題が出題されるかというと、例えば、
“—— is no better season than winter to begin training at Silver’s Fitness Center.”
という短文が出題され、この—–部分にピッタリの単語を4択の中から選んでいきます。この文章の場合、4択の解答の中から”There”を選ぶことになります。ちなみに、この4択は日本の大学受験のように重箱の隅をつつくような設問は少なく、文章の意味を理解していれば比較的正しく答えやすいものが多くなっています。
Part5で注意したいのは、問題数が多いという点です。リーディングセクションにおいては、Part5からPart7までの計100問を75分間で解答しなければいけません。万が一難しい単語があって設問の意味が分からなかったり、どの解答を選べばよいかわからない場合でも、一つの設問に長い時間をかけてしまうのは賢くありません。少し考えてわからない場合には、次の設問に進み、後から戻ってくるようにしたほうがより多くの解答ができますし、ハイスコアにもつながりやすくなります。
Part5では、単語などはあまり難易度が高いものは出題されないことが多いものですが、文章を意味を理解していないと正答することが難しい設問はたくさんあります。トータルで100問出題されるリーディング問題の中でも、Part5は比較的一つ一つの設問が短く答えやすい部分なので、できるだけ時間をかけずに先へ進むように心がけたいものです。
難易度の高い受験勉強で鍛えられていることが多い日本人にとっては、Part5は点数を取る部分でもあります。リスニングセクションで点数がとりにくい分、リーディングセクションでできるだけミスをなくしてハイスコアを目指しましょう。
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