Part2では、英語でのコミュニケーション能力と理解力が判定される問題がトータルで30問出題されます。
このパートでは、一つの質問が放送され、それに対する適切な答えを3つの中から選ぶという試験方式となっています。質問も解答も、一切試験用紙にはプリントされていないため、全て耳で聞きとって解答することになります。
例えば、
“Where is a meeting room?(会議室はどこですか?)”
という質問が流れ、その直後に
”A: To meet a new director.(新しいディレクターに会うためです)”
”B: It’s the first room on your right.(右側の最初の部屋です)”
”C: Yes, it’s 2 o’clock.(はい、2時です)”
と答えが放送されます。
会議室の場所を聞いているわけですから、答えはBとなるわけですが、質問と解答の間がかなり短いのが特徴です。
質問も答えも文章的にはそれほど長くはないため、集中していれば無理なく聞き取ることができますし、メモを取らなくても良い長さになっています。
こうした質問と解答が合計30問続くわけですが、途中で休憩が入ることはないため、最初から最後まで一気に試験が行われます。何問目の問題という部分も英語で放送されるので、ふっと気を抜くとあっという間に置いて行かれてしまうことにもなりかねないので注意しましょう。
Part2で気をつけておきたいことは、問題は1度しか放送されないという点です。問題数が多いので、一つの問題で迷ってしまっても放送は待ってはくれません。迷っているうちに次の問題も聞き逃してしまうことになりかねませんから、30問出される問題はすべて神経を集中し、迷っても感覚でさっと答えを記入し、すぐに気持ちを次の問題に切り替えることが大切です。
また、Part2では必ず質問と回答の形式で問題が流れます。
最初は必ず質問がされるわけですが、英語の質問といえば、多くの場合にはWhat(何ですか?)、When(いつですか?)、Who(誰ですか?)、Where(どこですか?)、Why(なぜですか?)、How(どのような方法でですか?)などの疑問詞から始まることが多いもの。
質問文の最初の一言が理解できれば、どのような答えを求められているのかが分かりやすくなるので、文章の意味が理解できない場合でも答えやすくなります。
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