TOEIC SWテストは、大きく分けてスピーキングテストとライティングテストの2つのテストで構成されています。スピーキングテストだけを受験したり、ライティングテストだけを受験することはできないため、受験する時にはスピーキングテストとライティングテストをセットで受験することになります。このうち、スピーキングテストは試験時間はわずか20分間で、その間に11問が出題されます。
スピーキングテストというと、面接官と対面式に行うテストをイメージする人も多いものです。
面接官に何か質問をされたりお題を出されたりして、それに対して自分自身の意見を英語で表現するのではないかと考える受験者も少なくありませんが、TOEIC SWテストでは、試験会場にスピーキングテスト用のパソコンが置かれていて、そのインターネットを使ってテストを行うことになります。
受験者はパソコンに向かい、スピーキングの解答を音声を吹き込むという試験形態となるため、面接官と対面してテストを行うことはありません。また、鉛筆や紙なども一切必要なく、スピーキングテストはパソコンに音声を吹き込んで行い、ライティングテストはパソコンのキーボードを使って入力して解答して言うことになります。
スピーキングテスト概要は、広告など短い文章を音読することで発音やイントネーションがチェックされる音読問題が2問、写真やイラストを見ながら内容を自分の言葉で説明する写真描写問題が1問からスタートします。この辺りは簡単な表現力や文法が理解できれば問題なくこなせる部分なので、点数を稼ぎやすい個所です。発音ははっきりと分かりやすく発声するようにしましょう。
次に、インタビューの受け答えをするというシチュエーションでインタビュアーの質問に答える応答問題が3問、あらかじめ提示されている資料をもとにして、簡単な設問に端的に答えていく応答問題が3問が出題されます。これは、文法やボキャブラリーなどだけでなく、話の内容なども評価されるため、簡潔に自分の意見を正しく表現する能力が必要となります。ダラダラと話すのではなく、ワンフレーズを一つの波に乗せて発声できるように心がけましょう。
最後に、メッセージを読み、自分なりに解決案を提案するフリースピーチが60秒、そして与えられたテーマについて自分の意見を述べるフリースピーチが60秒間行われます。これらの解答はすべてETSという機関から認定を受けた専門家によって一人一人の解答が採点されていくことになります。
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