TOEFL PBTテストでは、長い試験の最終にライティングセクションの試験が行われます。ライティングセクションというのは、自分の意見や考えを英語という言語を使ってどこまで正確に詳しく表現することができるかというもの。他のセクションにおいては、英語の文章を読んだり耳で聞いたりしながら内容を理解し、それに関連する設問に対して正しい解答を見つけていくという出題形式で下が、ライティングセクションにおいては、簡単なテーマが与えられ、それに対して自分の意見や考えを英文で作文にするというフリースタイルの英作文スキルがチェックされます。
このセクションでは、大きく分類して二つのテーマが与えられます。まず最初の問題ですが、英文の文章を読み、内容を簡潔に要約するという出題形式。これは、文章を読んで内容を理解し、なおかつ簡潔にまとめながら正しい語彙力や文法力で文章を構成する能力が求められます。要約文を作成する際にも、ただ文章をダラダラと書くのではなく、起承転結をはっきりとさせながら、与えられた文章の最初から最後までを広く浅く網羅できるようなまとめ方能力も評価されます。この要約は、大体150語〜225語ぐらいを目安にして作成することになりますが、解答用紙に鉛筆で文章を作成するため、細かい単語数はそれほど問題にはなりません。与えられた解答用紙いっぱいに埋まるように記入すればよいでしょう。
また、ライティングセクションでは、簡単な時事的なテーマを与えられ、それに基づいて自分自身で完全に自由作文をする課題も与えられます。この場合、作文のボリュームも多く、解答用紙はレターサイズに2枚程度となります。与えられたテーマについてどんな事をかくのかまず最初に頭の中で考えたら、起承転結を簡潔にして、読み手が読みやすく理解しやすい文章を作るようにしたいものです。ダラダラと書いたり、文法がでたらめだったり、内容がテーマに沿っていないことなどは減点の対象になってしまうので注意しましょう。
ライティングセクションは、英文作成能力が試される試験です。試験対策として、普段から英文表記されている新聞や雑誌に目を通し、難しい単語などにも注意を払って意味を理解しておくようにすると良いでしょう。また、世界で起きているニュースや事件などの時事にも広く浅くで良いので理解をしておくと、どんなテーマが与えられても問題なく自分の意見や考えを英文でまとめることができます。
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