TOEFL PBT テストで最も最初に行うのはリスニングセクションの試験となります。リスニングセクションのテストでは、英語で行われる短い会話から長めの会話までを耳で聞いて内容を理解し、単語力や文法をどれだけ理解しているかが客観的に評価されることになります。ペーパーベースのTOEFL PBT テストでは、問題と解答用紙はペーパーとなっていますが、リスニングセクションの場合には問題は印刷されているわけではなく、問題はアナウンスされるので、耳で聞きとらなければいけません。
Listeningセクション概要ですが、パートAとパートBに分かれています。パートAでは主に二人の人物の会話形式となっていて、男性同士、女性同士の会話は少なく、分かりやすいように男性と女性の会話が一般的になっているのが特徴です。また、会話はそれほど長いキャッチボールというわけではなく、男性が話して女性がそれに答える、という1往復ぐらいのキャッチボールが多いようです。
例えば、
男性「僕はこの絵画、あまり好きじゃないな」
女性「私もよ」
というように、会話の内容も短めになっています。
そして、この会話の後にナレーションが問題が流れ、設問が出題されます。リスニングセクションにおいては設問もアナウンスで流されるだけで、解答用紙には印刷されていません。うっかりしていると聞き流してしまうので注意しましょう。
上の会話の場合だと、「この男性は何について話をしているのでしょうか?」といった設問がアナウンスされます。そして、手元の問題用紙に印刷されている答えの中から一つ正しいものを選択することになります。解答は4択になっていることが多く、どれも短めなので、時間をかけずにさっと正解を見つけるようにしましょう。
パートBでは、少し長めの会話を聞き、それに対する設問が複数問アナウンスされます。パートBでは、最初に「この会話を聞いて、何問目から何問目までを答えなさい」と指示されるので、一つの会話に対して設問が1問だけではないことが理解できます。
パートBではパートAと比べるとボリュームがアップするのが特徴です。会話のキャッチボールが5往復から6往復ぐらいになりますし、会話の内容もより難易度が高くなるため、アナウンスを聞きながらメモ書きをしたほうが良いでしょう。TOEFL PBT テストでは、試験中にメモ書きを取ることが許可されているので、会話を聞きながらメモを取り、内容を正確に理解できるようにしましょう。
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