TOEFL PBTテストでは、リスニングセクション試験の後に続いてグラマーセクションのテストが行われます。グラマーテストは現在主流となっているTOELF-iBTテストにおいてはリーディングテストとなっていますが、TOEFL PBT テストの場合にはリーディングセクションとグラマーセクションとに分類されています。グラマーセクションにおいては、文法の構造や表現力を正しく理解しているかどうかに加え、語彙力なども総合的に評価されることになります。
Grammerセクション概要ですが全て4択の選択問題となっているのが特徴です。長文を読んで答えるという出題形式のものはなく、簡単な文章を読み、未完全な文章に適切な単語や文法を穴埋めして、文章を完成させるという設問が多いようです。
例えば、
‘Geysers have often been compared to volcanoes ( ) they both emit hot liquids from below the Earth’s surface.(間欠泉はしばしば火山と比べられています。それは、どちらも地球の内部から表面に熱い液体を噴き出しているからです。)”
という文章があったとしましょう。
TOEFL PBT テストでは、このカッコ部分に入る適切な語句を選ぶことになります。こうした穴埋めタイプの試験では、4択なら半分は明らかに違う選択肢もあるものですが、TOEFL PBT テストの場合には4択すべてが同じような意味を持っていたり、正しい文法や表現方法を知らないとうっかり間違えてしまうそうな設問が多くなっているのが特徴です。
グラマーセクションでは、一つ一つの問題が独立しているため、単語が分からなかったり文章の意味が分からなくても、複数の問題に影響することは少ないものです。特定の文章が全く理解できなくても、次の設問は理解できる可能性も少なくありません。そのため、グラマーセクションの試験を受ける場合には、一つの問題が分からなくても時間をかけすぎずに、少し考えてわからない場合には次の問題に進むようにしてください。
グラマーセクションでは、文章表現についての問題も出題されます。文章表現というのは、文章を作るうえで単語をただ並べるのではなく、正しい語尾や表現方法で使われていることを理解するというもの。たとえが過去形になっているべき部分が現在形のままだったり、複数形のなるべき部分がなっていない場合などには、その間違いを探してマークシートに記入することになります。
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