TOEFL iBTテストの中でも、最後に行われるのはライティングの試験となります。
ライティングセクションの試験というと、通常なら試験会場で答案用紙に鉛筆で解答を記入していく形式がオーソドックスですが、すべてオンラインを使って行うTOEFL iBTテストにおいては、ライティングセクションの試験はパソコンのキーボードを使ってタイピングすることになります。
限られた時間の中で文章をタイプしなければいけないため、パソコンのタイプが苦手な人は、試験対策としてキーボードを素早く使えるように準備しておきましょう。
セクション概要ですが、大きく分類して2つの設問から構成されています。
まず最初の設問は、問題を目で読み、問題を耳で聞いて答えを解答するという出題形式ですが、多くの場合、黙読した文章の要約をするのが設問になることが多いようです。
要約といっても単語数が決められているため、1フレーズでまとめてしまうのはNG。与えられた20分間という解答時間の中で、150語〜225語ぐらいで黙読した内容を要約していくことになります。
次に、自分の意志や考えを英文で正確に表現できるかどうかのライティング試験が行われます。
これは、与えられたテーマに関して自分の意見を述べるという自由作文形式なのですが、語数は300語程度とかなり長めなのが特徴となっています。
300語というと、フォントの大きさなどにもよりますが、目安としてはレターサイズの紙に1枚から1枚半ぐらいのボリュームとなります。
文字時間は30分間なので、そのあいだに何をライティングするかを決め、起承転結をはっきりさせて文章を構成していくこととなります。
ライティング試験においては、英文の文法やボキャブラリー、表現方法など、細かい部分まで評価されます。
意味や使い方が分からない文章が題材の中に出た場合には、その単語を無理に自由作文の中で使おうとするのではなく、分かりやすい単語や自分が理解のある単語に置き換えて作文をしたほうが、採点をする人にとってはより分かりやすい文章となります。
ライティング試験では、とにかく限られた時間の中で長文作成ができる能力をつけることが必要です。
時間切れになって文章が途中のまま提出してしまうのでは、ハイスコアは期待できません。
キーボードで素早くタイピングできる能力、意見や考えを英文で表現する能力など、試験対策には総合的なトレーニングが必要となります。
普段から新聞や小説、雑誌などを読む習慣をつけるのもおすすめです。
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