OEFL iBTテストでは、リーディングセクション、リスニングセクション、スピーキングセクション、ライティングセクションの4つのセクションに試験内容が分類され、総合的な英語能力を評価されることになります。
このうち、スピーキングテストは後半の最初に行われるテストで、試験時間は約20分間と短めなのが特徴です。
他のセクションでは試験時間が1時間〜1時間半と長いため、スピーキングセクションの試験時間が20分と短いと、試験におけるスピーキングの比重が軽いのかなと考えがちですが、そういうわけではありません。
スピーキングセクションにおけるスコアは0〜30と他の分野と全く同じになっています。
TOEFL iBTテストのスピーキング試験では、試験会場のパソコンに設置されているマイク付ヘッドセットを使用して試験が行われます。
試験内容は大きく分けて2つの分野から構成されていて、一つ一つの設問が独立している問題が2問、題材を読んでから問題を聞き、答えを口頭で述べるという形式の設問が4問出題されます。
このうち、一つ一つの設問が独立した部分では、自分自身の好みやその理由などを問う問題が出題されます。
例えば「好きな色は何ですか?そして、その理由は?」という設問が出題されたとしましょう。
スピーキング試験においては準備をするための時間が15秒、そして解答を述べる時間が45秒与えられます。
設問を理解して答えを準備したら、マイクを使って英語で答えるわけですが、「赤が好きか、青が好きか」というような答えの内容ではなく、自分の意見や意思を英語で相手に正確に伝えることができるかどうかが評価されることになります。
次に、複数の能力を総合的に評価するための試験が4問出題されます。最初の2問は、問題を黙読し、その後に設問がアナウンスされるので耳で聞きとり、解答をマイクに向かってスピーキングするという形式となります。
この場合には、問題を読み取る時間が30秒間与えられた後に問題が流れ、解答には60秒間の時間が与えられます。ここでは文章を要約する設問や、設問に正確に答えることができるかなどの能力が評価されます。
最後の2問は、アナウンスされる問題を耳で聞き、それに対する解答をマイクに向かって話すという形式の問題となります。
文章を目で読むのではなく、アナウンスされるという点が最初の2問と違う点ですが、内容を要約して簡潔にまとめる能力が問われたり、設問に対して正しい答えを出せるかどうかなどの解答形式は同じとなります。
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