TOEFLテストとは、Test of English as a Foreign Languageの略であり、母国語が英語でない国の人を対象に行われているテストです。
このテストはもともと1964年にアメリカで開発されたテストで、アメリカ国内の非営利団体によって運営されています。
英語を母国語としない人が受験できるテストにはTOEFLテスト以外にもTOEICなどがありますが、TOEFLはアメリカの教育機関に採用されていることが多いと覚えておくと良いでしょう。
私たちが外国語を習得しようとする時には、それぞれ喋る・聞く・読む・書くといったすべてのスキルが必要となります。
海外で現地の人に交じって快適に生活しようとすれば、これらすべてのスキルがバランスよく身につけなければなりませんが、その中でも最も必要不可欠なスキルというのは、聞く(リスニング)能力と読む(リーディング)能力です。
つまり、英語をまったく知らない人が英語圏に行ったとき、話すことやかくことができなくても、相手の言っていることが理解でき、書かれている文字が読めれば何とかサバイバルできるというわけです。
総合的な英語力を判断するためのテストとして位置づけられているTOEICテストでは、このリスニングスキルとリーディングスキルが中心に試験が行われます。
一方、アメリカの大学などの教育機関へ留学したい人の場合には、リスニングとリーディングだけができても大学で現地の学生に交じって勉強することは難しいものです。
当然ながら、ライティングやスピーキングもとても必要になってきます。
そのため、TOEFLテストでは英語でのコミュニケーションを行う際、リーディング、リスニング、スピーキング、そしてライティングすべてのスキルが平等に必要だと考え、そのすべてを客観的に評価するテストとして開発されているのが特徴です。
TOEFLテストにはいくつか種類があり、紙と鉛筆で試験を受けるペーパーテスト(TOEFL PBT)と、インターネット上で試験を行うネットテスト(TOEFL iBT)の2種類があります。
このうち日本国内ではネットテストが主流になっていて、ペーパーテストは2007年以降実施されていません。
そのため、海外の教育機関へ留学するためにTOEFLテストを受ける場合には、試験会場のパソコンを使い、ネットベースのテストを受けることになります。
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