近年、人気急上昇中の留学地がフィリピンです。これまで日本人が最も留学する国ナンバー1の座をアメリカから奪い取り、現在では日本人が最も留学する国はフィリピンになりました。
そんなフィリピン留学の魅力、メリットは一体何なんでしょうか?
費用対効果No.1フィリピン留学の魅力
- 留学費用が安い
→部屋割りやコースにもよりますが、生活費込で1ヶ月13万円〜18万円程度で留学が可能。
- 航空券代も安い
→日本から約4時間半のフライト。ピーク時期(7,8月)を避けてLCC(格安航空券)を利用すれば往復3〜5万円で行ける事も!(通常時往復8万円程度)
- マンツーマンレッスン
→欧米留学やマレーシア、フィジーのように1クラス15名もいるグループレッスンでは、喋る機会もほぼ無い為、なかなか英語は伸びません。フィリピン留学においては、1日5時間〜8時間のマンツーマンレッスンが受けられます。
- グループレッスンも少人数
→グループレッスンも生徒一人一人に注意が行き渡り、十分な発言の機会を確保する為に1:4や1:6、1:8等の少人数制となっています。
- 1日8時間〜10時間の学習時間
→日本にいた時には忙しくてなかなか勉強がはかどらなかった・・・そんな毎日ともさようなら。授業、自習時間でガッツリ英語環境と学習時間が確保されています。
※クリックで拡大します。1日中勉強です。
- 炊事・洗濯・掃除、全部学校側がやってくれます。
→留学費用には1日3食の食事代や、洗濯、掃除の費用全て含まれております。学生は「勉強にのみ集中出来る環境」が整っています。
- 平日はしっかり勉強、土日はリフレッシュ
→せっかくフィリピンに来たら観光やマリンスポーツもエンジョイしたいですよね。土日はキレイなビーチやリゾートで思う存分リフレッシュ。物価の安い国なので、観光やショッピングを楽しんでも良いでしょう。
- 安心の留学環境
→24時間体制でセキュリティガードが学校校門前で警備に当たっていますので、部外者は一切入って来れません。学校敷地内にいる限り、高い安全性が確保されています。(外出時は夜間に出歩かない、1人で歩かない、派手な格好をしないなど要注意)
フィリピン人講師の質は高いの?高いとしたらそれはなぜ?
そもそもフィリピンは、母国語はフィリピン語ですが、公用語は英語です。フィリピン人は3歳くらいから幼稚園に入りますが、幼稚園では既に英語のカリキュラムが組まれておりますので、小学校に上がる頃には日常会話はマスターしています。
また、小学校も進学私立であれば国語でフィリピン語をやる以外は他の授業は全て英語です。(公立の場合、国語以外に社会もフィリピン語で行われる場合が多いようです。)
中学高校、大学の講義や卒論も当然英語ですので、学歴の高い(大卒)フィリピン人は当然に英語力が高いわけです。
オンライン英会話の講師も実はほとんどがフィリピン人講師です。(中には素人さんを使っているオンライン英会話もありますが、一般の人でも英語力がソコソコ高いのはそう言う理由からです。もちろん教える技術はまた別の話になりますので、講師の方が当然教え方も含めた総合力では圧倒的に上でしょうが。)
それを裏付けるかのように、2013年のビジネス英語指数(Business English Index) 国別ランキングが発表されましたが、フィリピンはアメリカやイギリスを抑えて堂々の第1位。(非ネイティヴのビジネス英語能力を国別にランキングしたものですので、英語圏ではありますが、移民(非ネイティヴ)も多いアメリカやイギリスも調査対象となっています。)
→ こちらのサイトに詳細が掲載されております。(出典)
ただ、国民全体的に英語力が高いと言っても、「教師としての質」が低い学校には通いたくないものです。
教師の質を見極める3つのポイント
- 学歴(採用基準)
→先述の通り、学歴はそのまま教師の英語力に比例してしまいます。高卒より大卒の方が英語力が高いことは間違いありません。教師の採用基準が大卒(最低でも短大卒)となっているかどうかをチェックしましょう。その他、TOEIC900点以上とかTESOL保持などの資格面、教師経験○年以上などの経験面で採用基準が厳しい程、質の高い教師が集まっている証拠となります。
- 研修期間
→採用からどの程度の期間、研修やトレーニングをするのかチェックしましょう。即教壇に上がるなど論外です。学校によっては一旦採用されてもこの研修期間で学校側の基準を満たせない場合、不採用とする学校も相当数あります。研修では教師としての英語力や教え方はもちろん、時間に対する意識や生徒への接し方等をトレーニングされます。学校側からすれば経費がかかるので早く切り上げたい部分でしょうが、質にこだわる真剣な学校程、長い時間を割くと言う事です。
- フィードバックシステム(学生評価システム)
→フィードバックシステムがある学校は、学生評価の低い先生との契約をガンガン打ち切ります。従って、質の低い(評判の悪い)教師は徐々にいなくなりますので、非常に筋肉質な講師陣が組織されていきます。中には100点満点中93点を切ると注意が与えられ、93点未満が3ヶ月連続すると強制解雇と言う厳しい縛りを設けている学校もあります。これほど厳しいと教師からすると手は一切抜けないですし(大変でしょうが・・・)、学生の英語上達度や満足度は高い水準を維持出来るでしょう。
教師の質には期待しつつも、これを了承しておこう!
どの学校を選んだとしても(質の高いとされる学校を選んだとしても)、「各教師間の差」と言うものはどうしても生じてしまいます。同じ採用基準で同じようなトレーニングを受けてきているので、一定レベルの質の担保はされていても、人間ですので完全一致と言うのは難しいものです。
相性もあるでしょうし、授業を受けている中で「あの先生は教え方が上手」「この先生とは何となく合わない」と言った不満に感じる部分も多少はあるかもしれません。
しかし授業1コマずつ教師は変わりますので、1人の教師がずっと教える・・・と言う事はありません。
また、どうしても合わない教師の場合には学校側にチェンジを依頼してみましょう。全ての要望を受け入れられるわけではありませんが、混み状況や理由次第では学校側も応じてくれます。(100%必ず応じる義務が学校にあるわけではありませんので誤解なく)
フィリピン人講師達
フィリピン留学のデメリット
- インフラ(Infrastructure)が弱い
→発展途上国ですので、道路の整備やインターネットの接続に関しては日本と大きく異なります。ほとんど全ての学校でWi-Fi接続可能ですが、インターネット速度は遅いので動画はサクサク見れません。また時間帯や天気によっては非常に繋がりにくい(繋がらない)こともあります。
- 食事は美味しくはない
→非常に安い金額で留学出来るわけですので、贅沢は言えませんが、食事はお世辞にも美味しいとは言えません。ただ、食べられないレベルではなく、小中学校の給食のハズレの日が多い・・・・そんな感覚でいて頂ければ良いかと思います。
- 衛生面は日本のように綺麗ではない
→こちらも費用に比例する部分ですので贅沢は言えませんが、日本のようなキレイな施設ではありません。学校によってレベルは異なりますが、逆に絶対滞在出来ない!と言う程ひどいレベルでもまたありません。潔癖性の方には辛いと思います。
- 完全自由に行動・・・・とはいかない
→キャンパス内は集団生活になりますし、平日は勉強漬けなので自由とはいきません。勉強する気満々の方にとっては願ってもない環境でしょうが、勉強する気があまりない方にとってはかなり息苦しいと思います。また、治安面からも何時でも自由に辺りを徘徊できるレベルではないことも注意しておきたい点です。(これは欧米留学も同じことではありますが。)
学校の敷地内にプールがあることも多いフィリピンの語学学校。その他ジムやカフェを併設した学校も多いです。
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