ニュージーランドのイメージはどのようなものでしょうか?
他の欧米圏に比べ大自然に囲まれた英語圏でファームステイも盛んで、大ヒットしたロード・オブ・ザ・リングの舞台となったのもニュージーランドです。
この映画によってニュージーランドの壮大な自然とその圧倒的な迫力を植え付けられました。(ご覧頂いてからニュージーランドへ行くとまた別の楽しみが出来ると思います。^^v → ロード・オブ・ザ・リング [DVD])
ニュージーランドの国土は日本の約4分の3と決して大きな国ではありませんが、人口は約440万人(日本は1億2千万人)と人口密度が低いので東京やシドニーと比べて、ごみごみした雰囲気があまりありません。
ミルフォードサウンド、マウントクック、テカポ、温泉地ロトルア、クイーンズタウン等、自然豊かな観光地を挙げたらきりがありません。
そして食料自給率は約300%でこれは国土と大きく関係しております。
人口が440万ほどに対し羊はそれの約8倍います。
ニュージーランドといえばラム肉が名産です。そして豊富な野菜、穀物。
広い田舎の一般家庭では家畜として飼っていたり、羊以外でも牛や鶏を飼い食料は豊富なのです。
また、ニュージーランド留学の楽しみの一つとして、ファームで働くというのもあります。
ステイ先は幾らでもございますので是非挑戦してみてください。
学校の多くは、オークランドに集まっておりますが、他国オーストラリアやカナダに比べ若干日本人率は低めとなります。
それは学校だけでなく街を歩いていても感じられると思います。
ニュージーランドは多国籍国家なのでKIWI(ニュージーランド人)以外にもイギリス人などヨーロッパ人、南米、アジア、フィジーなど南太平洋の島国からの移民の人たちも多くいます。
意外にもよく見かけるのがインド人です。
語学学校にはなかなかいらっしゃいませんが、IT系の専門学校はほとんどインド人の生徒さんとなります。
語学学校は南米、ヨーロッパをメインとしてその他アジア圏の日本、韓国、中国からの生徒さんが占めております。
なるべく多くの国の人達と友達になれると留学生活が楽しくなりますし英語力も伸びますね。
卒業してから、帰国してからもつながる一生の友達もできるかもしれません。
よくオーストラリアとニュージーランド両方に住んでいた人の話を聞きますが、ある人はニュージーランドの方が人種が異なっていても温かく差別なく迎えてくれると言っておられました。(決してオーストラリアが差別が多い国であると言うことではありません。)
またある人は、ある国で感じた疎外感がニュージーランドでは全く感じず後ろめたさもないとおっしゃっていました。
感覚的なことなので、感じ方は人それぞれ、みんながみんなそう思うとは限りません。
人によってはオーストラリアの方が心地よいと感じるかもしれません。
ただ、私が話を聞いたニュージーランドに長年住んでいる人達は心地が良いのでずっと滞在しているのです。それは、事実です。
余談ですが、ニュージーランドは日本のように養護学校がありません。
障害を持っている方も一般の生徒さんと混じって同じように生活しますし周りの生徒さんも当たり前のように接します。
小さいころからそのように過ごしているので大人になっても、あの人は障害者だから、あの人は○○だからという差別意識が薄くなります。
こうしたニュージーランドの制度や風土が社会の寛容性を作り出しているように思います。
それ故、ニュージーランドには、日本で様々な理由から学校へ行けなくなった中学生や高校生などの若年層の留学生が多いことも特徴です。
学費は、学校にもよりますが大体月15万円くらいです。
長期であればあるほどお得なキャンペーンがあるので短期よりも長期(4か月以上)をおすすめします。
ではオーストラリアやカナダと比べてはどうでしょう。
正直なところ・・そこまで大きく変わりません。
むしろオーストラリアは安くても(週200ドル切って)好評の学校ありますが、ニュージーランドはあまりの激安校だと講師の質も授業の質もスタッフの対応も落ちますのでご留意ください。
相場以上の学校がしっかり学んでいただけます。
レートにもよるので時期によってはお得なこともありますが、学校が設定しているNZドルが少し高めなので結局どの国でもそこまで変わらないということになります。
相場の学校は週370ドル位となります。
また、生活費は日本と同じかそれより高めと考えておきましょう。為替レートにもよるのですが、物価が安いというのは一昔前までで今は日本とそれほど変わりません。
特にニュージーランドのスーパー食品は品目によっては日本より高いことがあるのでもし、節約するのであればアジアン系スーパーを利用しましょう。
アルバイト先はやはり大都市シドニーやバンクーバーと比べると減りますが、きちんと英語力をつけて探せば見つかります。
日本食レストラン、寿司バーはオークランドであればいくらでもありますし、他の都市であってもお土産屋さんがあります。
しかしながら英語力がないとアルバイトはなかなか厳しいのが実情です。
日本食レストランの皿洗いというのもありますが、皿洗いだけできても他の業務を突然頼まれる場合があります。
ニュージーランドに限る話ではありませんがやはり中級以上の英語力。これは必須と考えましょう。
もともとオークランドは日本人が少ないのでお客さんも現地人の方が多く訪れます。
日本からの出発前にしっかりインプットを中心に予習に取り組み、現地でも3〜4ヶ月は語学学校でしっかり勉強して、英語でコミュニケーションをとれるようにしたいものです。
もし職にこだわらなければ、ファームでのお仕事も数が多いのでおすすめです。(ファームジョブは有給と無給のものがあります。)
犯罪レベルを数値で見ることが出来る世界最大の生活データベースサイト「NUMBEO」でニュージーランドの治安レベルを見てみましょう。
※クリックで拡大します。
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実はオーストラリアのシドニー、カナダのバンクーバーよりもLEVEL OF CLIME つまり犯罪レベルは高いのです。
安全というイメージがありますが、ここ3年で犯罪率は高くなっているのが現状です。
人々が油断して、またそこ狙って強盗は意外と身近な人でも遭っています。
留学生でもスリに遭う方はいらっしゃいますので、十分注意して下さい。
ただ、自己管理意識をしっかり持っていただければまず事件にはあいません。
ふと気を許してバックを放ったらかしにしたり、夜、裏通りを一人で歩くというのは避けましょう。
ニュージーランドは特に、スリ、車上荒らしや盗まれることが多いですし、夜道の裏通りで襲われる事件も発生しております。
安全性ということで最近、日本の震災以降ニュージーランドに留学される方が多くなっています。特に小さなお子様をお持ちのお母様です。
震災以降、原発のない熊本などの県に移動する方がいる一方で、国を変えてニュージーランドへ留学・移住されるケースもあります。
ニュージーランドは親子留学も活発です。現地の公立学校に入学することも可能で、小学校は最短2週間から、高校は1週間から留学が可能です。
お試しで短期だけ、バケーション期間中だけ通いたいという方も多い留学国となっています。
ワーキングホリデービザの期間中に、最低3ヶ月間以上ファームやワイナリーでの労働したことを証明できれば、延長ビザを申請することが出来ます。
移民局に認められれば、3ヶ月間ビザを延長することが可能となります。
ニュージーランド留学に関してもっと知りたい!という方は、ぜひ以下のサイトもご覧ください。
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気になるフレーズや「あれ?こんなときはどう言えばイイんだっけ?」と迷ったときはスグに検索!日々の英語学習に是非ご活用ください。
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