A:That salesclerk always moves so slowly. It’s annoying.
(あの店員はいつも動きが遅いの。イラつくわ。)
B:Don’t say that.
(そんなこというなよ。)
A: And her small voice rubs me the wrong way.
(それに小さな声がまた腹立たしいの。)
B:Take it easy. Maybe you need a nap.
(落ち着いて。多分君には休息が必要だね。)
rub は「こする、摩擦する」といった意味を持っています。way は「道、道筋、方向、方法」などの意味ですよね。つまり、rub 〜 the wrong wayは「間違った方向になでる」となります。例えば、猫の毛とかって毛並みに沿ってなでないと、逆立ちますよね?そうされた、猫もたまったものではありません。
それと同じように、人の神経も間違った方向でなでれば、相手を苛立たせることになります。そしてこのフレーズにはその逆もあるのです。wrongの反対語はrightということで、意味も真逆になります。
rub 〜 the right way 「〜をなだめる、喜ばせる」
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