(テスト期間の大学で)
A:Did you submit your report?
(もうレポート提出した?)
B:Not yet. How about you?
(それが、まだなんだ。君は?)
A:Of course I’ve already done it.
(もうすでに出したに決まってるだろ。)
B:Are you serious? It’ll take a long time to get high score…
(ほんとに?いいスコアと取るためには結構時間かかりそうだけど…)
A:I’m sorry to say this but the deadline was yesterday.Actually I submitted it at the eleventh hour!
(言いにくいんだけど、締め切りは昨日だったよ。実は僕、ぎりぎりのところで提出したんだ!)
この「at the eleventh hour」という慣用句の由来は実は聖書にあります。
聖書では日が昇る朝6時から夕方の6時までの12時間を労働時間と捉えていたようで、この解釈で行くと夕方の5時がeleventh hourにあたります。ですが、労働者の中に夕方5時にやってきたにも関わらず、朝から働いていた労働者と同じ報酬をもらっていたという話から、この慣用句が生まれました。そのため、現在では何かの直前に入り込むことでなんとかなるという意味で使われています。
例文
「Why should I try to save him at the eleventh hour?」
(なぜこんな土壇場で彼を助けなければいけないのですか?)
「I escaped from her at the eleventh hour!」
(彼女からギリギリのところで逃げ切ったよ!)
「直前の、土壇場の」という同じ意味では形容詞として「last-minute」もネイティヴの良く使う表現ですので、併せて覚えておきましょう。
反対語
「Well ahead of time」(時間に余裕をもって)
土壇場の反対としては、時間の余裕をもってという表現があります。
例としては、
「I arrived at Fukuoka Airport well ahead of time」
(福岡空港に余裕をもって到着した。)
また、物理的なことではなく精神的に余裕を持つという意味で使いたい場合は、
「Don’t worry. Take the exam with peace of mind!」(大丈夫、心に余裕をもってテスト受けなよ!)
となります。
また金銭的な余裕を表す場合には、
「Have a little extra money, just in case.」
(余分にお金を持っていきなさい、念のためにね。)
というように、様々な場面で使い分けることが出来ます。
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