IELTSのリーディングセクションは、30分間のリスニングセクションの後に行われる試験で、試験時間は60分間となっています。
Readingセクション概要ですが、3つの長文が出題され、それぞれ複数の設問に答えていくという出題形式になっているのが特徴。試験時間は60分間と決まっているだけで、それぞれの長文ごとに時間配分がなされているわけではありません。そのため、時間をかけずにさっと解答できる問題もあれば、そうでないものもあるため、一つの問題や長文に時間を取られすぎて全問を解答できないことがないように時間配分には気をつけたほうが良いでしょう。
IELTSのリーディングセクションでは、「ジェネラル・トレーニング・モジュール」と「アカデミック・モジュール」とで問題の構成や使用される題材などが大きく異なる特徴があります。難易度が低めのジェネラル・トレーニング・モジュールの場合には、題材として使われるのは広告や新聞のチラシ、マニュアル、時刻表、ショップでの注意書きなど比較的短めのものが多く、英語圏で生活している人なら日常生活の中でよく目にするような題材が多く採用されています。3つの英文のうち最初の2つは特に、英語圏で生活することを想定して出題されている題材が多いのが特徴となっています。3つ目の英文では、難易度が高く、英語圏での教育機関で勉強することを想定して出題されているので、ハードルが高くなります。確実にスコアを獲得するには、点数を取りやすい最初の2つの英文で確実にスコアを取っておくことが必要です。
アカデミック・モジュールの場合には、オーストラリアやイギリス、ニュージーランドへの大学・大学院に留学希望のある人たちを対象にしているため、出題される英文の内容もより教養的な題材となります。大学の専攻に関係するような専門的な内容のものはありませんが、新聞や小説、書籍などを題材にしたものが多く、英文の長さも長くなりボリュームアップすることが多いようです。場合によってはグラフやイラストなどが盛り込まれることがありますが、決して難易度が低くなるというわけではないので気を付けましょう。
アカデミック・モジュールのリーディングセクションでは、全ての解答がマークシート式の解答というわけではありません。単語で解答する出題形式もありますし、短時間に長文を読んで内容を理解しなければいけないため、文章の読解力と同時にスピードも求められるセクションとなります。
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