英語を母国語としない人たちを対象として行われる総合的な英語力評価テストは世界中にたくさんあります。日本国内で知名度があるテストといえば、TOEICやTOEFLなどがあげられますが、それだけではありません。国内ではケンブリッジ検定とは?という人も多いかもしれませんが、ケンブリッジ検定もまた、英語を母国語としない人たちが受験できる国際レベルの英語力評価試験の一つです。ケンブリッジ検定は日本国内ではまだあまり知られていませんが、世界においては知名度はとても高く、世界130か国以上が実施しているグローバルな試験。毎年300万人以上が受験しています。
ケンブリッジ検定はもともとはイギリスのケンブリッジ大学で開発された英語力テストの一つで、英語という言語におけるスペシャリストたちによって開発された試験です。特にヨーロッパ地域では英語力チェックの試験といえばケンブリッジ検定と言われるほど広く浸透していて、イギリスをはじめとする英語圏への大学や大学院への留学を希望する場合にはまずケンブリッジ検定を受験して自分自身の英語力を把握するという人が多いのだとか。ヨーロッパ諸国ではケンブリッジ検定でハイスコアを目指すための語学学校なども多くあります。
英語を母国語とする国は世界中にたくさんあり、国ごとにどんな英語力評価試験に重点を置くかが異なります。ケンブリッジ検定はイギリスの大学で開発されたという事もあり、ヨーロッパを中心として圧倒的な知名度と権威を持つ試験としても知られています。特にヨーロッパに存在する外資系の企業や多くの留学生を受け入れている教育機関、政府などの団体へ就職を希望する場合などには、英語力を証明するための判断材料としてケンブリッジ検定のスコア提出を義務付けられるケースも少なくありません。ヨーロッパをはじめとして、オーストラリアやニュージーランドへの留学や就職、転職、移住などを考えている場合には、ケンブリッジ検定は大きく関係する試験といえます。
ケンブリッジ検定では、自分自身の英語力のレベルに応じて試験がいくつかに分類されています。TOEICやTOEFLなどでは英語力のレベルに関係なく受験生はみな同じ試験を受験し、スコアという数字で結果が返ってくるのが特徴です。しかしケンブリッジ検定の場合には、日本国内で受験できる英語検定のように、あらかじめいくつかのレベルに分類されているため、自分のレベルに合った試験を選んで受験することになります。そして試験結果は、合格か不合格かで返ってくるのが特徴です。
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